ジャイロキャノピーをミニカー登録する完全ガイド|手順と必要な書類|メリットデメリット|保険はどうなる?

ジャイロキャノピーミニカー登録完全ガイド

ジャイロキャノピーのミニカー登録は意外と簡単で、ヘルメットの着用義務なし(当店はヘルメットの着用を推奨しております)、30km/hの速度制限解除などのメリットがある一方デメリットもあります。
このブログではミニカー登録のための改造方法と申請方法、メリットデメリットや保険についてご説明いたします。
申請書類もダウンロードできますので最後までご覧ください。


このブログは東京、大田区のバイク屋「moto factory BAN」が運営しています。
バイクのご相談はお気軽に。
〒146-0083
東京都大田区千鳥2-37-10 サンクレアチドリ1F
>営業案内詳細はこちら

当店では「買取、下取り、無料処分」にも力を入れております。LINEでも気軽に相談できますので、こちらのページを参考にしてください。
>バイク高価買取、無料査定|不動車、事故車も買取


著者プロフィール

プロフィール写真
株式会社 BAN style 代表 植松太郎

1978年生まれ
大手二輪販売店へ就職2年目、22歳で工場長就任。
バイク屋の他、飲食店3店舗経営。
趣味はアウトドア、旅グルメ。
大型自動二輪免許はもちろん、日商簿記、調理師、小型船舶1級免許等保有。
>続きを見る

ジャイロキャノピー|ミニカー登録のメリットとデメリット

ミニカー登録についてメリットについては知っているけど、デメリットについて詳しくない方が多いので、ここでは少し詳しくお伝えさせていただきます。

ミニカー登録のメリット

まずメリットですが既にお伝えしております通り、ヘルメットの着用義務がなくなるということです。当店ではヘルメットの着用を推奨しておりますが、配達等で利用している方の場合、度々ヘルメットを被ったり外したり面倒な事も多いですよね。

夏場に頭が蒸れないというのもポイント。
ヘルメット装着による頭の蒸れが気になる方にはこんな商品もオススメですよ。
髪型が崩れにくくなるのも嬉しい商品です。

次のメリットは原付の制限速度30km/hが解除になるという事。
これはかなり大きなメリットですね。
国道なんかは時速30kmで走るのは逆に怖いですよね。

最後のメリットは「二段階右折の義務がなくなる」という事です。
バイクに乗り慣れている方にとっては面倒な二段階右折ですが、その必要がなくなります。
逆に二段階右折をすると交通違反になりますので注意してくださいね。

ミニカー登録のデメリット

まず新車で購入したばかりのジャイロキャノピーの場合、ミニカー登録にすることで車両の新車保証が受けられなくなる場合があるので注意が必要です。
またホンダディーラーなどでは整備を断れることもあります。

軽自動車税が高くなる。
多少ですが、ミニカー登録をすると原付一種の時と比べて軽自動車税が高くなります。

あまりありませんが、こちらもデメリット。
通常、二輪の自動車(大型二輪車・普通二輪車など)は通行できますが、ミニカー登録することにより通れなくなるので注意が必要です。

二輪の自動車以外の自動車通行止めの標識

二輪専用駐輪場に基本的に止められなくなる。
これはあくまでも基本的にで、実際は皆さん駐輪していますね。

ファミリーバイク特約に入れなくなる。
これは保険の章で詳しく説明いたします。

原付免許で乗れなくなる!
ミニカー登録になると原付免許しか持っていない人は乗れなくなってしまいます。

ミニカー登録用スペーサーを取り付けよう!

今回取り付けたのはこちらのスペーサー

スペーサーを取り付けるのは簡単ですが、ちょっとした配慮を怠る事でホイールを破損してしまうこともあるので、注意点までしっかりとご覧になってから作業を進めてください。
なお、作業はあくまでも個人の責任のもとにお願いします。

上部の黒いカバーを外す

まずは上部の黒いカバーを外します。
後方から見て10mmの六角ボルトがありますので、それを2本外します。

次に前方にも同じくボルトが1本ついていますので、それを外します。

ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-1
後方にある10mmの六角ボルトを2本外す
ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-2
前方にある10mmのボルトを外す

黒いカバーは後方に向かってずらして外します。
爪が前方に向かって出ていますので、強引に外そうとすると壊れてしまうので注意してください。

ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-3
前方に向かって爪が出ています。
ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-4
爪が前方に向かって出ています。

白いホイールカバーをずらします

左右の10mmのボルトを外します。


ここで余談
今回はスペーサーを利用して少しだけホイールの軸をずらしてミニカー登録をしよう!というブログになりますが、以下のようなパーツを使うことで、しっかりとホイールを外側にずらし、見た目もUPすることも可能です。
またそのうち詳細書きますね。


ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-5
ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-6

後方の銀色のボルトは12mmです。
こちらも外します。
すると白いホイールカバーは上部にずれますので、少しずらしておきます。

これはホイールを横に引き抜く際に邪魔になるからずらすので、カバーごと外す必要はありません。

ジャイロキャノピーのホイールカバーの外し方-7

ホイールを外そう

ジャッキアップする前に、ホイールのナットを緩めてください。
ジャッキアップしてしまうと作業が大変になりますよ。

もちろん、ホイールのナットカバーと割ピンも外してくださいね。
※この割ピンとナットカバーが非常に重要です。後に記す注意事項も必ずご覧ください。

ジャイロキャノピーのホイールの外し方-1

ナットを手で回るくらいまで緩めたら、ジャッキアップをしてホイールを外します。
TA03型式のジャイロキャノピーはこのように左右にジャッキをかけるところがありますので、比較的作業が楽ですよ。

ジャイロキャノピーのジャッキアップの方法

ミニカー登録用スペーサーを取り付けよう

ホイールを外したら、そこにミニカー登録用のスペーサーを取り付けるだけです。
あとは元通りホイールを付けてナットを締め付けます。

ジャイロキャノピーのホイールスペーサーの取り付け

注意事項、超重要‼

お伝えしたいのはナットカバーとピンの重要性です。
これがある事で、緩み防止、また万が一緩んでもホイールが外れることが無いようになっています。

ですが、これを付けていない車両がけっこうあります。
付けていないと、まず緩む可能性が出てきます。
緩んでホイールが外れないまでも、緩んだことに気が付かずそのまま乗り続けたことによってホイールがガタガタと若干暴れてホイールのスプライン(縦溝)が壊れてしまい、ホイール交換必須になったジャイロを何度も見てきました。

ジャイロキャノピーのホイールナットカバーについて

当店では見かけたら注意するようにしていますが、皆さんもご自身のジャイロのホイールをしっかりとチェックしてくださいね。
たまに増し締めをするというのもトラブル回避につながります。

ジャイロキャノピーのミニカー登録用スペーサー

ミニカー登録申請をしよう

ミニカー登録申請は区役所、市役所の課税課で行います。
電話で問い合わせる時は「原付一種のミニカー登録について確認したく電話いたしました」と言えばOKです。
当店では大田区、品川区、港区からの依頼があるので、そこの地域で必要な書類等をご紹介させていただきます。
ミニカー登録申請に限らず、原付の登録などは基本的にはどこの役所でも同じはずなんですが、たまに違う資料を請求されることもあるので、申請する役所に確認の電話をした方が確実ですよ。

基本的な必要資料

ミニカー登録申請には基本的にナンバー、標識交付証明書、改造届出書、写真が必要になります。
ミニカー登録届出書は今回ご紹介したパーツに付属されていますが、当店で作成したものがこちらからもダウンロード可能です。

>ミニカー登録届出書をダウンロードする

書類の書き方は簡単です。
車軸間距離(トレッド幅)が500mm以上になっている必要があるので、その旨を説明するだけです。
作業前トレッド幅495mm、3mmのスペーサーを左右に使用して作業後は501mmになったというのを書くだけですね。

写真はタイヤの軸間にメジャー等をあて計測している写真が必要になります。

ジャイロキャノピーのトレッド幅

保険はどうなる?

これも注意が必要です。
まず自賠責保険は特に変わりません。
ただし、ミニカー登録をすることでナンバーが変わりますので、それについての記載変更届は必要になります。
自賠責保険の変更届は、保険会社各社で違いますが、少し前までは保険会社の営業店へ行く必要がありました。
最近では郵送での対応もしてくれる会社が増えたので、まずは相談してみてください。

次に任意保険です。
通常の任意保険についてはほとんどの場合、自賠責保険と同じくナンバーが変わったことによる変更届だけで電話のみで対応してくれますが、ファミリーバイク特約などで任意保険に加入している場合は注意が必要です。
ミニカーはファミリーバイク特約に加入が出来ないので、別途任意保険に入る必要が出てきます。
費用面で大きく変わるので十分考慮してください。

ミニカー登録しますか?

さて、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
皆さんはこれでミニカー登録に関するメリットもデメリットも手に入れました。
それをふまえて、しっかりとご検討ください。

それでは安全で快適なバイクライフを!


moto factory BANについて

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です